11.続・超実践編2 |
前回で下の絵のように進展したので
この縦メモリ 10、20、30を使って横メモリを書いていくことにしよう。
ここは「背景レポート4:1m地面パースを描く その2」を参照しながらやっていく
まずは縦メモリと同じ幅で横メモリを描いていこう。
(この場合の横メモリを便宜上「仮・横メモリ」と呼ぶことにしよう
このように仮横メモリをふったなら 今度は本当の幅である横メモリ=「真・横メモリ」を求める
この図と左の数字の羅列は
真横メモリ10°は 仮横メモリ15度分ですよ という意味である
|| この図の詳細説明(飛ばしてもおk
縦と同じ幅でつけた仮横メモリ90°は実際には45°という変な事態が起きてしまいます。
そこで、実際の通りに90°を45°に修正する必要があります。
いろいろ他も調べ修正していくと真横メモリ5°は仮横メモリ8度分
このように真横メモリを5°〜45°まで記載したものが左の数字の羅列となっています。
どうして縦と横とで幅の長さが違うのかと言うと
縦と同じ幅で横メモリを書いた場合、緑右端の(仮)90°の位置に仮横メモリ90°があり
その半分のところに仮横メモリ45°があるのがわかると思います。
そこから足元まで線を引くと(黒色)全然角度が違うのに45°メモリである事になってしまいます。
角度により背景パースを求めるやり方なので縦のメモリ幅と横のメモリ幅が違っていても
角度は一緒であるという背景レポートでは一番悩ませる場所です。
“地球はまぁああるいのだあ”(by,若本voice
えっと。説明が長くなりましたが
それではさっそく真・横メモリを付けて行きましょう!
5が8。10が15。15が24。・・・と
じゃん!
ここまで来たらあとは「背景レポート5:1m地面パースを描く その3」と一緒にやっていこう
視点の高さを1、2mとしたので
その場合の50cm先の角度は何度かというのを下のピンク色の図で調べる
(↓視点の高さ →足元からの距離
だいたい64〜70°くらいのところだろうか (レポートと一緒だ・・・ってレポートの方が変だな笑
じゃあ70度にしよう。下視界角、縦70°のところに自分から50cm先があるので
30度メモリ幅が 足元から50cmの距離の角度となる。
それを横に振ると
足元(縦90°)のところでは「左右に」30°が
足元の横の1m幅である。(計、横60°メモリ幅
ではこの絵では30°くらいからしか縦メモリは書いてないので
絵の下のところの30°では1m幅は何度かと求めてみよう。
90°で→左右に30°なら・・・
30°ならその3分の1。 10度だ!
こういう感じだ。
あとは前回書き加えた縦メモリの方も1m幅で付けて行くと
じゃん!!
お疲れさまっ!!
おまけページ的に考えていたのに、結構長くなってしまいました
と、結構ずれていたりしますが
簡単にある程度しっかりした絵における基準を作るという点では悪くはないかなと思います。
求め方としてはこんな感じです
ここから1m地面パースを元にして、パース線を加えていったり
違和感のある部分などを修正していったりしていけば
ちょっと時間をかけるだけであまり違和感の無い背景を描けるようになるのではないかと思う次第
最後までお付き合いありがとうございます。
それではでは また会う日まで
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